能登半島でのボランティアから
私はこれまで、比較的災害の少ない奈良県で暮らしてきました。
どこかで災害が起きても、正直なところ、どこか他人事のように感じていたと思います。
しかし、2024年に発生した能登半島地震の被災地へボランティアマッサージに伺い、自分の体を使って現地で施術をする中で、その考えは大きく変わりました。
地震から時間が経った今も、復興はまだ道半ば。仮設の住まいや施設で、大変な状況の中で暮らす方々がいらっしゃいます。
それでも、そんな中でとても明るく、前を向いて過ごそうとされている方々がそこにはいました。その姿に触れ、「自分はたまたま奈良に住んでいて、運が良かっただけなんだ」と痛感したのです。
余裕がある人が、余裕があるうちに、助けを必要としている人のために動く——。
その大切さを、今回の活動で強く感じました。
ボランティアの帰り道、私はずっと「自分に何ができるのか」を考えていました。
今回のように体を使って現場へ伺うことは、これからも続けていきたい。けれど、時間も体も有限です。
その中で、“継続的に”できることとして行き着いたのが、今回の寄付の取り組みでした。
-
今も残る、地震による道路の被害(能登半島) -
現地の施設での、ボランティアマッサージの様子